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グラススタジオチロのコトノハ

吹きガラス工房「グラススタジオチロ」のブログです。 H.Pはこちら→http://glasstiro.fc2web.com/

昔のDM用画像発掘!

小林のDM用画像。もう4年も5年も前のものだと思います。
20050916094610.jpg


彼は鳥だけではなく、いろいろな具象ガラスを作ります。
線対称なら生物などもそんなに問題なく作れるそうです。
具象形の空間をつかむのがうまいというか、
表現に優れているというか。

吹きガラスはろくろ(しかも横ろくろ…。)のように制作していくので、
点対称の形ならば容易に制作可能です。
しかし線対称や非対称の作品となると格段に難易度が増します。
成形段階は素手では触れないし、粘土のように「ちぎって付ける」とか、
「削ぎ取る」という作業が全く出来ないからです。

しかもガラスは常温ではすぐに冷めて堅くなってしまう。
再加熱可能なので冷めることを想定して制作しますが、
形によって温度にムラが出やすく、常に時間と温度との駆け引きです。

そして「鳥」のように本物以上に見せるためには
最初の段階からガラスの分量、形までをすべてを把握し、
どこから形を整えるかまで緻密に計算しないとまず不可能。
(おみやげのガラス細工とは違うのですよ~。
あれなら私にも作れますから~(泣))

彼の頭には3D再現ソフトがインストールされているのか、
それとも脳と右手が直結しているのか…。

作品の密度が増すとそれだけ制作に必要な時間や集中力が
2乗3乗と増えていくので
昔に比べて仕上がる数が減少傾向にあります。
そのせいか1つ鳥を作るとどっと疲れるそうです。

しかも吹き作業が終了しても、後加工が必要。
その「後加工」大体1作品が仕上がるまで延日数で1ヶ月ほどかかります。
大作や複数匹の鳥の作品は+1ヶ月。


それでも小林本人は大変そうにしながらも楽しそう。


…あぁ、こういうのを器用●乏というのか!
残念~~。


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  1. 2005/09/16(金) 10:16:43|
  2. 展示会DM
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

すごい…

でも、ぜんぜん知らない人は
粘土のように作ってると思ってますよ。

器用○乏というより
根っからの職人気質なのでしょうね。

良いもの作る人は
みんなそうですから。
  1. 2005/09/19(月) 17:30:45 |
  2. URL |
  3. tom boy #9L.cY0cg
  4. [ 編集]

職人気質~

tomboyさんお返事ありがとうございます。
制作風景はお見せ出来ないので、何とか
文章で表現しようとすると少し(かなり)理屈っぽい書き込みになってしまいました。

アシスタントとして2時間の制作作業に付き合うといろんな発見があって面白いけど、ちょっと疲れます(笑)
  1. 2005/09/20(火) 00:04:47 |
  2. URL |
  3. ミナミ #-
  4. [ 編集]

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